lifediary

生活の備忘録、気付きなどのまとめ。 平日ははセラピスト(作業療法士)として訪問リハビリを行いつつ週末は農業、夜間は音楽制作や読書などして過ごします。

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家庭菜園ス 隣の畑のおばさんに玉ねぎもらう

家庭菜園ス、生姜作りを今週から始めています。本業の仕事の帰り道、発育の様子を見に畑に来たら隣の畑におばさんが居ました。、よく見ると実家の隣に住むおばさんだった。懐かしい。

今年から生姜を植え付けたこと、初めての野菜作りの事を伝えたら、色々教えてくれました。教えてくれたついでに玉ねぎを十個ほどその場で引き抜いてくれるました。これぞよくイメージする田舎のコミュニケーションですね。
生姜がちゃんと育ったらお礼にもらってくださいと伝えておきました。

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生姜を植えました! 家庭菜園ス /有機栽培・オーガニックというマジックワードを捉え直す。

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週末農業として、米専業農家の実家の手伝いをしつつ、

自分も空いている畑で開いた時間に作物を作り始めました=家庭菜園スと命名。
第一弾として生姜を植えました。
今後も空きスペースに色々植えていく予定です。
 
植えたのは二種類です。
中生姜=辛味が強い
大生姜=香りが強い
 
生姜を選んだ理由
  • 生姜はアーユルヴェーダではどの体質の人にもとても良い食べ物とされている
  • 好物で普段の食卓にも欠かせないもの
  • 比較的作りやすい。手間がかからない
  • 実際買うより安くつく
  • 大量に出来ても保存がきく(ガリや粉末、冷凍等)
作り方を教わる
実家の米農業を手伝いに来てくれるおじさんにレクチャーしてもらいました。
その方は本業はシイタケ農家です。また実家は豆腐屋さんです。豆腐屋さんだけあって、大豆や生姜をはじめ多くのやさいを毎年沢山育てているそうなので、育て方を聞くには丁度良かったです。
 
 
肥料はその方が自作した有機肥料を分けて頂きました。魚粉、種カス、米ぬかを混ぜて発酵させたものだそうです。所謂有機肥料です。臭いイメージでしたが、実際は結構良い匂いがしていました。石灰、化成肥料、農薬は使わなくても充分育つそうです。
 
ということで有機栽培で作ることにはなったものの、実は有機栽培にそれほど執着しなくなって来ています。佐々木俊尚氏のキュレーションや著書 '簡単、なのに美味い! 家めしこそ、最高のごちそうである。'でも紹介されている'キレイゴトぬきの農業論' と言う本を読んで以来、最近マジックワードになってしまっている'有機'、'オーガニック'をの実際を、客観的に見れるようになったからです。
本の内容をものすごくざっくりまとめると、現在の農薬はかなり規制が厳しく、言われるほど危険ではない事、美味しい野菜を作る上で最も重要な要素は、季節・品種・鮮度であるそうです。そこを押さえずに有機をしても美味しくならないそうです。確かに有機というだけで盲目的になっていたかも知れません。もちろんうまく育てた有機栽培の野菜が美味しくて体にいいことは言うまでもありませんが、有機かどうかだけで判断できないのだという視点を持てたという事がポイントです。この本はこれから農業始める人はもちろん消費者の側にこそマストな著書だと思います。
 
家庭菜園スの方針
本業があるので、時間もコストも限られたなかで栽培することになります。それを踏まえて、有機であるかどうかにこだわるのではなく、ベストな選択を模索していきたいです。とはいえ様々な農法に関心があるので、アンテナは張っていたい。周りには家庭菜園において、自然農法=有機肥料さえも使わない方法を実践している猛者もいるので、情報交換をしつつ、どれが一番美味しく作れるか研究して行きたいです。
 
そして、別の切り口からも、有機栽培については今後記事にしたいと考えています。人類規模で、貧困や飢餓の問題、環境問題からみた化学肥料や効率化とその対局にあるオーガニック農法双方の捉え直しについてです。

 

栽培のススメ

今回教えてもらった事を振り返ると、一般的な育て方の方法はネットなどで調べても沢山見つけることができるしプランターでも育てられるので、生姜は誰でも始めやすいと思いました。読んでいて感心を持った方も是非挑戦してみてください!植えるのに適した時期は4-6月です。植える時期は有機で有るかよりも大事なのでお見逃しなく。

 

キレイゴトぬきの農業論 (新潮新書)

キレイゴトぬきの農業論 (新潮新書)

 
 

 

 

簡単、なのに美味い! 家めしこそ、最高のごちそうである。

簡単、なのに美味い! 家めしこそ、最高のごちそうである。

 

 

 
 

ヘルシオ スチームオーブンが格安で我が家に来た!

ヘルシオの一つ前のモデルが5月に入って2万円ほど値下がりしました。最上位モデルなのに57000¥でゲットしました。

 
 
 
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本日はタンドリーチキンと手羽元の香り焼き!
 
昨年9月に今の家に引っ越して以来、ガスコンロもなく、800円で購入した液晶画面の壊れたレンジ、カセットコンロで今まで切り抜けていましたが、虎視眈々とヘルシオを狙っていたのです。
 
そんな環境だと酷い食生活だったかと言うとそうでもなくて、牡蠣のオイル漬けや柿プリンなど様々な料理をブログにアップしたりもしていたし、アーユルヴェーダを軸にした食事で楽しく食生活は送っては居ました。

簡単、手軽なデザート柿プリンの作り方 - lifediary

牡蠣のオリーブオイル漬け 漬け込み編 - lifediary

等。
 
(いままで家具が揃わないのは、直前迄無謀のヨーロッパ旅行で豪遊すると言う無計画さから、資金後不足していた為です笑)
 
と言う感じで時々美味しい料理法を見つけたりしたらケースレポートしようと思います。100度を超えるスチームの、マジックはまだまだ潜在能力を秘めています!
 
 

平日農業、五時から農業開始

4月より実家の米農家も農繁期突入で大忙しです。私も週末農業として土日の休みだけ入っていますが、今週から平日も入ることになりました。

タイトルの通り、五時から農業です。主に、育てている苗の水やりです。とは言っても田んぼ三百枚近くの苗を育てますので、数も相当な量です。トレーで言うと六千枚位?


本業のリハビリの仕事が終わってから帰宅途中に水を補填します。時間にすると2時間ないくらい。早くて1時間位です。田植えの期間は続ける予定です。

そして今週末はついに生姜を育てることになったのでまた記事にしようと思います。

ブログの分離を考える

  • 週末農業に関する事
  • 将来のワークシフトに向けた取り組みについての事
  • 普段の生活記録的なもの
このテーマ別にブログを分離する事にしました。

最後の、生活記録的なものは、"記事"として書こうとすると敷居も高いし今試行錯誤つつ送っているライフサイクルでは中々時間の捻出がむつかしいので本当に雑記、生活記録として書く事に。ブログ名もライフダイアルとなっているのでそのままここで引継ぎ。

週末農業とワークシフトについては別にブログ開設してマイペースに進めて行こうと思います。リンクなどは開設し次第貼って行きます。

電動アシストはスポンサーが付かない⁉︎自転車通勤で交通費を支給される方法。

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本日、帰宅する際に社長から呼び止められ、自転車通勤にも交通費を出してくれる旨を伝えられました。自動車の故障、廃車を機に、自転車通勤を始めて約一ヶ月目にに起こった出来事です。周りに聞いてもなかなか珍しいケースだったのでレポートします。

(というわけで、交通費獲得の方法よりも、ケースレポートの意味合いで書きます)

 
普通は車通勤の申請がしてあったら、車に乗らなくなったら交通費はカットされる事が殆どで、ここは都市部ではなく三重の郊外です。自称通勤アスリーターとしては、スポンサーが付いたような心境です。お財布的にありがたかったと共に、その決断を下した社長がとてもカッコいい存在に見えてきました。自転車やエコ、健康管理に理解が有るだけでなく、交通費を支給までしてくれるとは…
 

支給額は

往復22キロで、車通勤の時は4500¥程だったので、その半額の支給になるとの事です。それでも助かります。毎月BCAAというアミノ酸をとっているのでその費用に充てます。金額としては大きな額じゃないけど自転車に交通費を出してもらえたこと自体が良かったです。
 
 

交通費を出してもらうには

おそらくですが、社長が今回の支給を提案、実施してくれた要因は
  1. 社員のほぼ全員が車通勤する中で、前例が無かった事。しかもアップダウンの多くて遠い場所から、ほぼ全日ストイックに通勤していた事が目にとまった為
  2. 毎日バイタルを測って記録をつけたりして楽しそうにしていた事が好感を持たれた?。
  3. 車通勤時に書いていた、毎月事務に申告する交通費申請書にちゃんと、書かずに提出した事がポイント高かった?。
  4. そもそも医療福祉系の職場で、健康的で殊勝な行動として社長に映った。
辺りが考えられます。後述する会社の成り立ちや社長の人となりが要因として大きいと思います。クライアントへも従業員へも尊厳を尊重すると言う事を言う方なので、その姿勢が反映されたという事かもしれません。看護師らしい感じがします。
 

今回の支給を提案してくれた社長はどんな人物か

社長はバリバリの起業家であり、現役看護師であり、経営者です。
今50代で、10年前には市内でも大きめの総合病院で看護師長として活躍していました。当時看護師のトップに君臨しつつ、院長にも対等に意見する凄腕ナースだったそうです。その後退職し訪問看護ステーション事業所を立ち上げました。全国的にもですが三重県北部に当時自宅に訪問して看護をするという概念は殆ど浸透していない中、通院が出来ない人や病院でなく住み慣れた自宅でも安心して過ごしたいというニーズを汲み取って、私がやらなくちゃ!と言う感じで勢いで開所したそうです。今では地域の訪問看護事業(ナーシングホーム)のロールモデルとなっています。今医療福祉の世界のトレンドは病院/施設から地域(在宅)に向かっているので、まさに先見の明だったんだと思います。現在は従業員が100人を超えつつも、アットホームさを売りに5つの事業所を近隣エリアに展開(訪問看護だけでなく、素人の地域のおばさんが日替わりで料理をだす喫茶店併設の認知症専門のデイサービスや、民家を改造した高齢者住宅件デイサービスの展開等)地域の訪問看護の顔として、病院施設や地域行政、福祉保健関連の部門と連携し現在に至ると言う感じです。

僕は20代は医療に関係ない広告代理店に努めていたり、フリーターをしたり、海外を放浪していたりしたので、医療福祉の世界は保守的な側面が多く感じるのですが、社長 はフロンティア精神が溢れていました。そう言う所がいいと思って2年前に病院勤めを辞め、今の職場に入社した経緯が有ります。パワフルなおかあちゃんキャラでありつつ、結構しっかり経営のセンスも有るフロンティアな社長は尊敬する人の一人です。

今回の提案も、そういう社長なので、なるほどという感じでした。
 

 

ないなら作る、切りひらく

↑社長から学ぶ事はこれです。今回の自転車通勤への交通費をパッと閃いて提案してくれたのもそういう柔軟性からだと思いました。サービスのモデルが無い所に躊躇無く切り開いて行く社長の姿勢は今でも健在で、触発される事も少なくないです。反対に言うとそう言う姿勢で仕事しないと、ガツンと言われる事もあります。

 

記事のタイトルについて

半分しゃれです。友人がタイトルを考案してくれたのでそのまま流用しています。このタイトルのついた経緯は、今回の話をfacebookに投稿した時の知り合いとのやり取りが元ネタです。(どうでもいい話ですすみませんw)

 

最初に僕が自転車で交通費出た!的な投稿。

知人「私はベンツ製の電動アシスト自転車で通勤してるけど交通費貰えない」

という、良くわからないコメント。

 

僕「既に電力にアシストされてるからスポンサーもつかないんでしょう!」

と適当にコメント。

 

・・と言うやり取りを元に友人がタイトル考案。もし電動アシスト自転車で通勤していたらもらいにくかったのか?電気代は計算しにくいし、自己負担でお願いね〜だったかもしれません笑


僕がもし起業したりしたら、自転車通勤にも交通費支給できるようになりたいと今回思いました。

 

※その友人は、東京でバリバリデザイナーとして堅めの仕事からパーティのフライヤー、DJ・イベントオーガナイズなどマルチにこなす人物で、つい昨年末には突如地元の愛媛に帰郷して地域に囚われない新しいライフスタイルを自らの生活で実験的に体現すると言う興味深い試みをしています。ブログもやっているので興味ある方は是非↓

SURVIBLOG: 東京から田舎にUターンしたクリエイターの「ライフログ」&「ワークログ」。

 

黒米を貰った。ノーマークだった地縁を繋げて行く事

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実家の五分づきに黒米を混ぜて炊いたもの。彩りも良く美味しい!
 
 
 
先日、農繁期にいつも実家の農業の手伝いに入ってくれる方から自家製の赤米(黒米?)を貰いました。実際に食べて美味しかった事もあり、関心が出たので情報収集したり自分でも作れないかを考えたりしてアイデアが膨らんだ来たのでその忘備録です。
 
 
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分けて貰った黒米
 

きっかけ

昨 年暮れより、週末農業として、米専業農家の実家の手伝いをしつつ、農繁期以外は使われていない農機具や育苗用のハウス、空いた畑を利用して自分でも農業を 始めて行こうとして時々このブログにも様子を書いたりしているのですが、農繁期にいつも働きに来てくれるおばちゃんから黒米を貰った事で関心を持ちました。

 

赤米・黒米・古代米と言われる品種について

  • 古代中国から縄文時代に渡った品種だった。(その後改良され今の白米になった。
  • 赤米や古代米には何十種類も品種が有る。
  • 赤の成分はポリフェノール。黒米の成分はアントシアニン
  • ビタミン・ミネラルなど白米よりも豊富で栄養価が高い。
  • 栽培は普通のお米のように出来るし、病気にも強い。
  • 白米に少量混ぜて炊く食べ方が一般的
  • 小売りは少量で比較的単価が高い売られ方をしている

ざっと調べるとこんな感じの情報が集まりました。

 

 

黒米の可能性

オーガニック系のお店で時々食べる事は有りましたが、特別な育て方が必要で身近なものとは感じていなかったのですが、実際に食べて、見た目にも良くて美味しかったし、少量で付加価値のつく作物で実際に近所の田んぼで作れてしまう事から、急に身近なものに感じられる様になりました。僕も先ずは自分の食べる分位から作ってみたいと思いました。そして、父親や私の目標の一つである米の直販の量を増やす事について、付加価値をつけるアイデアに活かせるかもしれないと思いました。

 

 

これまでノーマークだった地縁から思いのほか繋がって行く

今回の黒米のお裾分けもそうですが、実家の米農業に手伝いに来てくれる人や、田んぼを預かっている人達は、実際に農業をしている人や、収穫物で加工販売しているスモールビジネスを展開する人が多くいる事に気がつきました。これは週末農業者としては貴重な情報源だし、有効なネットワークだと感じました。椎茸の専門農家、豆腐屋、酒蔵、猟師の方等色々。今直面している問題や、やっていて楽しいと感じる事、テクニカルな事についてなど聞けば色々教えてくれたり、現場を見学しに行ける環境ではあるので、見聞して、自分の週末農業に活かして行こうと思います。今特に関心が高まっている事は、黒米ですが、他に豆腐屋さんと酒蔵の見学も予定しています。具体的なビジネスとして直結しないですが、単純に、既に栽培・加工している現場の見学というだけで楽しいです。また記事にして行こうと思います。